こうか

こうか
I
こうか【光華】
美しく光ること。 かがやき。 光輝。
II
こうか【公家】
おおやけ。 朝廷。 朝家。 こうけ。
III
こうか【公暇】
官吏・公吏に公に与えられる休暇。
IV
こうか【公課】
V
こうか【功科】
成績。 功績。
VI
こうか【功課】
(1)仕事のでき具合。 また, 勤務の評価。 成績。

「官爵専らに~の賞にあらず/本朝文粋」

(2)供出の義務を課すること。

「兵革の弊(ツイエ)の上に此~を悲しめり/太平記 13」

(3)修得すべき課業。 学課。
VII
こうか【功過】
功績と過失。 てがらとあやまち。 功罪。
VIII
こうか【劫火】
ごうか(劫火)
IX
こうか【効果】
(1)ある行為の, 目的にかなった結果。 ききめ。

「猛練習の~が表れる」「~をあげる」「逆~」

(2)演劇・映画などで, その場面にふさわしい雰囲気や真実みなどを人工的につくり出すこと。 また, そのために用いる擬音・照明・音楽など。 エフェクト。
X
こうか【工科】
工学を研究する学科。 また, 工学部の通称。
XI
こうか【弘化】
年号(1844.12.2-1848.2.28)。 天保の後, 嘉永の前。 仁孝・孝明天皇の代。
XII
こうか【後架】
〔「架」は棚の意〕
禅寺で, 僧堂の後ろに設けた手洗い場。 また, そのかたわらに便所もあったところから, 便所のこと。 ごか。
XIII
こうか【校歌】
その学校の教育理念や校風などを内容とし, 学校で制定して, 生徒たちに歌わせる歌。
XIV
こうか【甲科】
(1)唐代, 科挙のうち最も難しい科目。 明経に甲乙丙丁の四科, 進士に甲乙の二科があった。 宋代では, 進士の試験を甲科, 挙人の試験を乙科といった。
(2)科挙に最優秀で及第すること。 甲第。
XV
こうか【甲賀】
(1)滋賀県南東部の郡。 聖武天皇の信楽宮(シガラキノミヤ)があった。 甲賀(コウガ)流忍者・売薬・信楽(シガラキ)焼などで知られる。
(2)滋賀県甲賀(コウカ)郡の町。 明治時代から売薬業が盛ん。
こうが(甲賀)
XVI
こうか【皇化】
天皇の高徳による感化。
XVII
こうか【皇家】
皇室。 天皇の一族。
XVIII
こうか【皇華】
(1)天皇・皇室を敬っていう語。
(2)勅使。

「~宅(イエ)を辞(サ)り遠く期すること有り/文華秀麗(下)」

XIX
こうか【硬化】
(1)物が硬くなること。
(2)態度・意見などが強硬な状態になること。

「態度が~する」

(3)市場の相場が買い人気になって, 上がる気配に向かうこと。
軟化
(4)熱硬化性樹脂が, 熱の作用によって分子間が架橋され硬くなること。 また, 加熱されて軟化した熱可塑性樹脂が冷えて硬くなること。
軟化
(5)樹脂やゴムに適当な化合物を添加して熱可塑性を減らし安定な状態にすること。
XX
こうか【硬貨】
(1)紙幣に対して, 金属で鋳造した通貨。 金貨・銀貨・銅貨など。 コイン。
(2)国際金融上, 金または金の裏付けのある貨幣と交換可能な通貨。 ハード-カレンシー。
軟貨
XXI
こうか【紅花】
(1)紅色の花。
(2)ベニバナ。 また, その花を陰干しにしたもの。 生薬や食紅とする。
XXII
こうか【紅霞】
夕日に染まった紅色の雲。
XXIII
こうか【考課】
(1)官吏・従業員・学生などの仕事ぶりや成績を調査して報告すること。

「~表」「人事~」

(2)律令制で, 毎年各官司の長官が官吏の勤務成績を評価すること。
XXIV
こうか【耕稼】
田畑を耕し農作物を植えること。
XXV
こうか【膠化】
コロイド溶液がゾル状態からゲル状態へ変化すること。
XXVI
こうか【閤下】
〔「閤」はたかどのの意〕
身分の高い人を敬っていう語。 閣下(カツカ)。

「~の御事こそ, 姫宮の御折にいみじかりしかど/栄花(衣の珠)」

XXVII
こうか【降下】
(1)高い所からおりること。

「落下傘で~する」

(2)命令などがくだること。

「組閣の大命が~した」

XXVIII
こうか【降嫁】
皇女・王女が臣下にとつぐこと。

「臣籍に~する」

XXIX
こうか【香火】
仏前などでたく焼香の火。 また, その香り。
XXX
こうか【高価】
値段の高いこと。 高いねうちがあること。 また, そのさま。
安価
廉価
「~な品」「~な代償」
﹛派生﹜~さ(名)
XXXI
こうか【高廈】
高い大きな家。 大廈(タイカ)。
XXXII
こうか【高架】
鉄道・道路・橋・ワイヤーなどが, 地上高くかけ渡されていること。
XXXIII
こうか【高歌】
大声で歌うこと。

「~放吟」「イン-メモリアルを~したる詩人よ/欺かざるの記(独歩)」

XXXIV
こうか【鴻化・洪化】
広大な徳化。 天子の徳政。

「か様の先蹤みな聖代の~なり/太平記 40」

XXXV
こうか【黄禍】
〔yellow peril〕
黄色人種の進出によって白色人種に災禍が加えられるであろうという人種主義的感情論。 日清戦争に際して, ドイツ皇帝ウィルヘルム二世が唱えた。

「~論」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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